Only you...

『「ふ~ん」って...なんかどぉでも良いゎぁみたいな反応だね。ま、アイツcoolだし、案外女子と話さないみたいだしね?』



「ふ~ん...てか、早く行こ??」



『はいはぁ~い』



それから、あたしと葉奈はバスから降り、その宿屋へと向かった。



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宿屋に入ると、皆が荷物を持って集まっていた。



「えぇーと、あたしの荷物はどこ~??」



『きっと蓮と朝原、一緒にいるはずなんだけど・・・』



「どこだろ~?」



そう呟いてると。。。




ツンツン。


「ん?」


誰かに肩を突かれたもんだから、あたしは後ろを振り向いた。



「あッ!」


そこにいたのは桐野と確か・・・朝原だっけ?


やっぱりその2人があたし達の鞄を持っていた。