君はボクの肩にポンポンと手を置き、いつもと変わらない笑顔で、「言ってくれてありがとな」って耳元をかすめるように去っていく。 明日からどんな毎日が自分を待ち受けているかなんて考えもせずに、肯定とも取れるその言葉を胸に抱いて、その君の後ろ姿を溶けるような気持ちで見送っていた。 君からの答えならどんなものだって受け止められるって、本気で思っていたんだ。 神様、ボクはそんなに強くありませんでした。 勘違いです神様、買い被らないで。 心頭滅却すれば火もまた涼しなんて、絶対に嘘だ。