藤崎さんは授業を真面目に聞いていた。



でも技術の時間に寝てしまった。




頭は良さそうだな。





そして弁当の時間また、話しかけられた。





「部活入るの?」





「それがさ和樹に小説部に入らないか。って言われているんだよ。」





「小説部? 私も小説部だよ。」





え!?




和樹そんなこと言ってなかったぞ。





「和樹が誘う気持ちもわかるな。人数少ないし男子1人しかいないからさ」






「なるほどね」





「あと白河さん普段から小説読んでるんでしょ?ならすぐ書けるって」






藤崎さんがいるなら少し安心できた気がする。





不安が楽しみになった。