その藤崎さんは昨日図書室ですれ違った藤崎さんだった。


昨日と違う。 性格が。



「休んでた理由は聞いてるわ。でも・・」





「あんなの信じてるんですか?もっと深刻なんですこっちわ。」




「なら今度・・・」




「誰も信じられないから。」




先生に強く当たり席へ戻っていった。





「白河さんなら上手くやれると思う。彼女と。 頑張って」




「あ、はい。」





いや、無理です。



昨日の雰囲気なら大丈夫だけど・・