私の夢は、大好きなあの人と幸せいっぱいの家を作り上げること。あ、私の名前は斉永 魔美(さえ まみ)。中学三年生で受験生。茶色い目と髪のピーンと来ないような女の子。
私の友達は四人いて、同じ演劇部の後輩、藍町 美々(あいま みみ)ちゃんと同級生の狩山 笑菜(かりやま えな)ちゃん。同じクラスの海法 佐笑(かいほう さえ)ちゃん。元同じクラスの家曲 結衣(いえま ゆい)ちゃん。

「魔美先輩。おはよう」美々ちゃんは私を見るなり言った。「美々ちゃん。おはよう」私は元気よく答えた。「お二人さんおはようです」後の3人も美々ちゃんの後から来た。「おはよう」私は、笑顔のまま言った。「昨日のドラマ見た」笑菜は、力強く言った。「当たり前じゃん、あの刑事ドラマでしょ」私もすごい勢いで言った。「来た、魔美が唯一乙女になる瞬間」あの刑事ドラマというのは、演技派で若手no.1の実力者、彩玉 亮と名俳優、冴宮 浩介の二人が初共演でバディを演じるドラマ。「亮君かっこいい。いつもは落ち着いてるのに結構キャラ崩壊してるところとか。」「そうかな私は、浩介さんがかっこいいと思う。いつもふざけてるのにやる時はやるて感じが。」「どっちも「「かっこいい」」よね」私たちの会話を聞いている内に3人は、呆れ始めていた。「本当に亮のどこがいいんだろう」「そのこと言わないで、前みたいに一日中亮君の魅力話されたら困る」そんな会話聞こえてるもんね。亮君がかっこいいから好きてわけじゃなくて前に笑菜に連れられてドラマ初日舞台挨拶に行った時から好きなのだ。
「五人また遅刻です」五人で通っているダンスクラスの先生に言われた。「すみません」私たちは頭を下げながら言った。