やっと終わった。
胸が苦しい。
だけど一生かけてでもあの子に償いたい。
辛い恋だったけど、背中を押してくれた先輩に
とても感謝している。
待っててくれるって言ってくれて嬉しかった。
その気持ちに応えることはできないけど、初めて本気で考えてくれる人と出会った。
一生に一度の運命の出逢いかもしれない。
それでも、
長岡 舞。
私は、これから先誰一人傷つけることなく、
あの子の心から一生消えないであろう深い傷に対して、
どんなにボロボロになっても苦しみに耐え、幸せになる事なく
できる限りの償いを、精一杯することを
“誓います。”
《 end.》

