恋愛禁止 〜私の誓い〜

そんなことを考えていると、

ふいに「先輩…。」とよばれた。

あっ、先輩ってまた言った。お仕置き決定だ!

舞の顔を覗き込む。

どうやら寝言だったようだ。

てか、可愛すぎ。

またあの色っぽい声で、

次は寝言じゃなくて本当に和哉って呼ばせてみたい。

舞は完全に目が覚めたようだ。

不思議そうな顔をする舞。

そして、また怒られると思ったのだろう。

いきなり謝って来た。

俺は涙の訳を聞いた。

でも舞は答えてくれなかった。

俺、信用されてないのかなぁー?

すっごく頭にきた。

イライラする。

別に舞が悪いんじゃない。

無理矢理舞をベットに押し倒した。

舞は顔を強張らせて、怯えていた。

次は強く言った。

それでも舞は答えてくれなかった。

そんな舞を俺は責めた…。

つい感情的になってまた飛び出した。しかも、酷い言葉を浴びせて…。

あー俺最悪だ…。

どーしよーもないくらい舞が好きなのに…(泣)。


〈和哉side終わり〉