恋愛禁止 〜私の誓い〜

私「はい…。よろしくお願いします!」
「先輩、さっきはなんで笑ってたんですか?」

先輩にアゴを持ってぐいっと引き寄せられた。

私の耳元で囁かれる。

“ 和哉って呼べよ ”

「ひゃっ!」変な声がでた。恥ずかしい/////

先輩「エロいね(笑)」

カァーっと顔が赤くなったのが自分でもわかる。ほんと恥ずかしい。

私「先輩サイテー。もう知らない。」

先輩「あっ、また先輩って呼んだ。今度先輩って呼んだらお仕置きな(笑)」

先輩何考えてるのかな?あっ、理由はぐらかされた⁈

私「っっ……和哉さん…?笑った理由は…?」

和哉「あっ、そうだった。」

てか、先輩なんでこんなに上機嫌なんだろう?

和哉「だってよぉ〜。舞が、堅苦しい言葉使ってくるから面白くって(笑)」

私「えっっ‼︎‼︎私なんか変なこと言いました?」

和哉「まったく。無自覚かよ」

私「すみません」

和哉「いやいや、おもしろかったから許す。」

私「えっ?で、結局私は何を言ったんですか?」

先輩が意地悪な顔でニヤニヤしている…。

和哉「教えてあげなーい‼︎」

プク〜っと頰を膨らませて、

「和哉さんの意地悪っ!」と言ってベェ〜っと舌を出した。

先輩は、ハハッと笑った。

そして、「俺家こっちだからまたなー」と言い帰っていった。

私は思わず“さようなら”と呟いていた。