“ごめん”ただその一言だった。

私「はぁー⤵︎ またフラれちゃった(泣)」

私の名前は長岡 舞。

昨日手紙で告白した雄介にフラれた。

なんでこんなにモテないんだろうと自分で思う。

確かに普段は男っぽいし、あの事があってからはチャラチャラしている。

おまけに顔も可愛くない。

私ってイイとこないのかなぁ〜って思う。

中学校に入って、頑張って告った3人目なのに…(泣)

でも、すぐに割り切れた。遊びみたいなかんじだし(笑)

だってホントは彼氏ほしかっただけだもん。

周りの人たちは彼氏持ちが多いから。

まず私はスキって感情がわからない。まぁ、その時点で彼氏なんてできる訳無いか。

告った3人は、顔がまあまあ良かったから告っただけ。

私 「私って最低だなぁー」

心愛「舞っ!なになに?!何が最低なの???」

私 「わぁっ。びっくりしたぁ。てか、いつからいたの?」

心愛「ごめんごめん。今来たばっかし」
「で?どうしたの?」

私 「なんでもないよ(笑)」 私は笑って誤魔化した。

心愛「うそぉー。さっきなんか最低だって言ってたじゃん!」

私 「あ、あれはまぁ…」 やばい、なんとか誤魔化さないと(汗)
「今日の朝家の人と喧嘩しちゃって…。」

心愛「なぁーんだ」

私 「うん」

“ホントは違うけどね。心愛まんまと引っかかってくれてありがとう”

川口 心愛。私の一番仲良い友達⁉︎

すっごく優しくて、すっごく可愛いんだ。

やっぱり心愛は彼氏持ち。

彼氏は工藤 拓馬

さっすが心愛の彼氏。イケメン!!

心愛「ねっ舞。なんでそんなにボーっとしてるの?」
「何かあった?」

私「いや、あーー。もうそろそろ高校の部活決めないとなぁーってね!」

「ほんと、どーしよー」

「あっ心愛はどうするの?」