雨ちゃんと太陽くん【完】





「雨は俺のこと好き?」



「え、あ、うん!大好きだよ!太陽くんは、本当に私の太陽みたいな人!」




そういうといつものように優しく笑う太陽くん。




よかったもう怒ってない!



「じゃあさ俺のお願い聞いてくれるよね?」



「うん!出来る限り太陽くんのお願い聞くよ!」




距離は近いままで太陽くんの顔がすぐ側に来ている。





「じゃあ、鈴鹿とあまり仲良くしないで」



「ど、どうして?私、嵐くんのことも好きだもん。」



「はぁー…。」



太陽くんはまた不機嫌になって、険しい顔をしてしまった。



「とりあえず俺がヤキモチ妬いちゃうからあまり話さないで?」




「…ただの幼馴染なのに、ヤキモチ妬いちゃうの?」




「うーん、まあそういうこと。」



よくわからないけど、とりあえず太陽くんのこと大好きだし、大切な幼馴染だし、太陽くんがお願いしてくれるなら言うとおりにしよう!