「優…、ダメ…?」
女の方から言うなんて、淫らだよね。
…でもそんなこと考える余裕もなかったの。
「……。」
「…俺がする。」
少しの沈黙の後、優は、私をくるっと回転させ、そっと私のショーツに手をかける。
心臓の音が体中に響きわたり、
優の体温が、表情が、私を興奮させていく。
「はぁっ…」
漫画喫茶という声を出せない環境の中、私達はお互いを求め合った。
何も考えられない。
罪悪感すらもない。
とにかく、優を感じたい。
……私は泣けるほどの幸せを噛みしめながら深い快楽に溺れていった。
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