全ての行為が終わった後、潤は私にいつものように「好きだよ」と言った。




…やっぱりその言葉は、今の私にとっては痛い。




私の頭を撫でながら眠る潤。




その横でなんだか眠れない私は、ふと携帯を見る。






あぁ、優から返信来ないかな…。






何気なく優のアカウントを見ると、旅行先のみんなでプールに浸かっている写真や、海で騒いでいる楽しそうな写真が出てくる。





その楽しそうな優を見て、私は悲しくなってそっと携帯を閉じた。