拗らせDKの偏った溺愛




そうして何事もなく過ぎた3日目のお昼前でした。

あと10分でお昼休みです。

2年生になってから、お昼は綾乃ちゃんと教室で食べるようになりました。

クラスの皆さんも初日のあの日以来、私に特定の攻撃等は一切なく、逆に極々普通に接してくださっていてちょっと恐い位です。

でもそんな違和感は日に日に薄れていきました。

今日なんかは、そんなことがあったことすら忘れて過ごしていた位です。


でも、人様にあんなことをしておいて、のんきに時間が解決してくれるなんてことを思っていた私が甘かったのでしょうか…。