小学三年生になった私は、問題を起こすようになっていた。

上級生とつるみ、授業をサボり、校内をウロウロしていた。

時には、「暇だから」ということで、職員室から体育館の鍵を盗んで、体育館で遊んだこともあった。

昼休みには、裏門から学校を抜け出し、
駄菓子屋にお菓子を買いに行ったり、学校帰りには近くのアパートに行き、ピンポンダッシュをしたり、近くにあったとうもろこし畑を荒らしていた。

それだけでも十分、問題児なんだけど、
私は、それだけに留まらなかった。

担任の先生に対する暴言・暴力。

クラスの男子とほぼ毎日、ケンカ。

クラスのぶりっ子女子を泣かしたこともあった。

そんなことばかりしていたから、施設の先生が毎週、学校の先生に謝りに来ていた。

「すみません、ご迷惑おかけしました」
と、、、。

正直、その時は「バカじゃねーの?謝る 
必要ねーし」と思っていた。

だから、施設の先生と一緒に謝ることは、しなかった。

別に、「悪いことをしてる」とも思ってなかったし、、、。

「私は、したいことをしてるだけ」
そんな感じだった。

だから、小学四年生になっても、 
私は、問題行動を起こし続けていた。