平成18年、5月18日。

私は、児童相談所に入った。

私が、小学一年生の時だった。

児童相談所の人が、学校にいた私を学校まで迎えにきたのだ。

それから半年間、児童相談所で暮らすことになった。


12月1日、児童養護施設に入所。

周りの子達に「可愛い」と、もてはやされた。

正直、嬉しかった。

でも、それが原因でイジメられた。

毎日、暴言・暴力を受けた。

「お前、調子乗るなよ」

「嘘つき」

などと、色々言われた。

部屋に閉じ込められたこともあった。

窓、ドア、全ての鍵を閉められ、イジメてる子達と私だけになり、永遠に文句を言われ続けた。

時には、背中に飛び蹴りされることもあった。

小学二年生になると、学校でも、イジメが始まった。

施設のイジメほどでは、なかったけど、辛かった。

学校に行っても、イジメ、、、施設に帰ってもイジメ。

精神的に参ってしまい、毎日『死ぬ』ことばかり考えていた。

車にひかれて死のうか?

学校のベランダから飛び降りて死のうか?

色々考えた。

でも、結局死ねなかった。

死ぬ勇気がなかったから。

この時の私には、イジメを乗り越える強さがなかった。

心の強さが、、、。