「ちなみにその宝箱は偽物」

知絵は金属バッドを得た部屋から本物の宝箱を取り出した。

美咲が手にしている宝箱は同じ部屋から持ってきたものだ。




「これが本物」





知絵は美咲の握りしめていた鍵を取ると、それを美咲の前で開けて見せた。