「ええ。大丈夫です」

三宅が頷いたのを確認すると美咲は妖しくほくそ笑んだ。

「？」

知絵は二人の会話が気になったがそれよりも、この面倒くさい子供染みたゲームを早く終わらせたかった。



「では、改めて始めさせていただきます」



三宅のスタートコールと同時に二人は城の中へ消えて行った。