勇太にはそんなこと、わかるわけがない。 だが、素直な勇太は納得したような顔をした。 「じゃあ、図バス貸して?」 この名前が言えたら、とさっき約束してしまった。 「いいよ、後で返してね」 そう言って勇太に図バスを貸した。