すぐに試合が始まる。
勇太は相手から素早くボールを奪うと、相手をどんどんすり抜け、ゴール前に上がってくる。
勇太のドリブルを初めて見たのだが、とても早くて誰も追いつけない。
「へい、藤堂っ!」
勇太がそう言い、私にパスする。
「おう!」
私は勇太のパスをちゃんと受け、シュートをする。
勇太の早いドリブルのお陰で、ゴール前ガラ空き。
ゴールが決まった。
「よしっさすがっ!!」
少し遠くにいた勇太が大声で言う。
勇太と私の連携プレーで15分間の試合で24-0という圧倒的勝利を修めたのだ。
「まあ、俺と藤堂は4年間の仲だしな!当たり前だよな!」
勇太はそう言ってくれた。

