「だって、あんりはおんなのこだもん。」 勇太が私を女の子扱いしてくれるとは。 髪はベリーショートで、服だってBOYSばかりをこの頃は着ていた。 それに加え、男子とばかり遊んでいた。 私にとってこの言葉は、ちゃんと女の子として見ているよ、と勇太が言ってくれているみたいでとても嬉しかった。