「お前、赤ちゃん扱いすんな」

私が腕の中にいる勇太の頭を撫でていると、勇太が言う。

「なんで?」

こんな事をしているにも関わらず、私の中の勇太は、今だに小学生のまま。
赤ちゃんみたいに可愛い勇太のままなのだ。