早めに教室に着くと、もうすでに和哉は来ていた。

「おはよ!」

私が登校してきたのにすぐに気づいて挨拶をしてくれた。

「おはよ、かずや!」

私がランドセルをロッカーにしまい、準備が整うと、すぐに私たちは昨日のテレビの話などで盛り上がった。