勇太は私が落ち着くまで頭をなで続けてくれた。

私はだんだん落ち着いてくると、勇太なんかに頭を撫でられている!恥ずかしすぎる!という勇太なんかに優位に立たれたくない!というプライドがまた出てきてしまった。

「ゆ、勇太が別に初めてじゃないし」

勇太に背を向け、そう言う。

「は?じゃあ誰だよ」

「・・・なっち。」

確かに小学生の時に遊びでなっちと、ちょっとだけしたことがあるのだ。

「は?んならもういいじゃん」

勇太はそう言うなり、また私を下にしてベッドに手をつき、私を見下ろす。

「は?なにが」

私がそう言った途端、勇太はまた深いキスの嵐を落とし始めた。
初めてのキスだったから私はとても緊張していた。