<なんでお前にデート誘うんだよ>
さっき私が送ったメールの返信だった。
<べーだ笑 ってか何で呼び出すんだ!>
<すまんすまん。もしかして俺の体狙ってんの?>
いきなり勇太は訳が分からないことを言い出す。
<あ?しかも背高いし>
私は勇太の変な質問に対しては適当に受け流した。
とにかくあのチビ勇太が大きくなっていたことに対して驚いていたので、そこに話を持っていけるようにした。
<笑笑笑笑 だって会ったときずっとお前、俺のチンコみてたよ!>
・・・持っていけなかった。
勇太はなんでもかんでも下ネタに持っていこうとする。これは小学校の時からいつもだ。
きっとこれは、私が恥ずかしくて勇太の顔を見ることが出来ず、うつむいてしまっていたからそう見えたのだろう。だが、私はうつむいていただけで勇太のことすら見ていない。
<見てないわ笑 変な勘違いしないでよ・・・マジで笑>
<もしかして興味あんの?あんなら・・・>
ああもう面倒くさい。
<何に?>
<俺の身体欲しい?笑笑>
<別に笑>
別に、というか、いらない。
でも、もし勇太が私の彼氏になってくれたらなあ・・・なんて妄想を少ししてしまう。
<もしかして欲しいの?!>
<好きだねぇ・・・そういうの笑>
勇太は声も身長も変わったが中身は小学生のときのまんま、バカサル小僧だった。

