そして私は、ベランダから公園を見下ろした。確かに1人でシュート練習をしている人がいた。
きっとあれが勇太だ、と思い何も考えず急いで家を飛び出した。


やっぱり公園にいたのは勇太だった。だんだん勇太に近づく。

「ねぇ」

私は少し離れたところから勇太に声をかけた。

「え?まじで来るとは思わなかった・・・」

勇太はボールを置いてこちらに近づいてくる。

「なんで呼んだの、とりあえず急いで来てみたけどさ・・・」

私は勇太を直視出来ず、目を伏せる。私は本人を前にするとどうも可愛くないことばかり言ってしまうのだ。

「やっ、くるかなーって思って」

勇太はどんどん近づく。