「藤堂泣いてるってま・・・まじだ、どしたん?」

突然私たちの部屋のドアを開け、覗いてきたのは勇太だった。

私はこの6年間学校で泣いたことがない。
だから勇太が驚くのも無理ないだろう。

「まぁ・・・ね・・・星奈がね・・・」

泣いてて話せない私の代わりに美玲が勇太に軽く事情を話す。

「うわー、女子ってこえーーー」

勇太が驚いていたとき、勇太のお迎えがきた。

「おい、勇太―、朝飯いこーぜー」

勇太の部屋の修たちが勇太を呼びにきたのだ。

「お前らは?」

勇太が私たちに向かって聞く。

「うーん、星奈に杏璃会わせたくないし、今はいいや」

美玲がそう言うと、なっちと穂香も頷く。

「おっけー」

そう言い、勇太たちは朝食会場へ行った。