またサッカーの季節がやってきた。
今まで毎年私は勇太のチームでプレーしていた。

なぜなら、勇太だけが私がサッカーをやっていたのを知っていたからである。

でももう、さすがにみんな私がサッカーできる事を知り始めてしまったので、マークをつけられたりして最初の頃のようにはプレーしづらくなってきていた。