UNOを何回やった頃だろうか、ドンドンっと、大きなノックがあった。

「おーい、まだ起きてるのかー」

…田中先生だ。

「寝たふりだ!」

電気を消し、誰かが言った。
私は急いで布団を探す。
だが、当たり前である。布団の数が足りない。
空いている布団はもうない。

「おい、藤堂!」

私がうろたえていると、どこからか私は呼ばれた。