「やっべ、疲れたわ」 そりゃあ、全力疾走したら疲れるのも当たり前だ。 私が木陰で1年生を見守っていると、勇太が隣に倒れこんできた。 「お疲れ」 チラッと勇太を見て私は言う。 「おう」 ゆうたもチラッとこちらを見る。 目が合ってしまった。 勇太の大きくてクリクリした目の中にわたしが映っている。 なんだか恥ずかしくなってしまった。 「そろそろ帰る準備しよっか」 私はそう言って勇太に背を向け、帰る準備を始めた。 あと5分で公園から出なくてはならない。