「お、お前、俺のパクんなよ!!」 私を指差しながら言う。 勇太も動揺しているようだ。 「勇太がパクったんでしょ!」 私はガバっと起き、勇太に返す。 「は?藤堂だし」 「は?勇太でしょ」 私達は口論を始める。