「じゃあ叫ぼうぜ、どっちが大きい声か対決な?」 勇太が対決を申し込んで来た。 「えー、掃除しなきゃだからやだ」 正直面倒なので断りたかった。 「だめ。絶対怒られないから。じゃ、藤堂からね」 勇太はそう言って、私を校庭の中心に連れて来た。 もう、こうなったらやってやる、私は決意した。 「安仁屋ーーー!!」 精一杯叫んだ。