私のご主人様


「仲良しそうでなりよりだね~。ね~、若」

「「「!!?」」」

突然入ってきた声に3人一緒にビクッと肩が跳ねて、ほぼ同時に声がした方に振り返る。

いつの間にか襖は開かれていて、ニヤニヤしてる伸洋さんと、無表情の季龍さんがいた。

奏多さんと暁さんはすぐ直立する。ポカンと座ってるのは私だけになった。

「ここちゃんずいぶんバッサリいったね~。残念だったね、若」

「…」

楽しそうな伸洋さん。季龍さんの顔は変わらない。何が残念…?

「あの、どうかなされたんですか?」

「いや、ちょっと届いたものが…。ここちゃん、なんかすごい荷物来てるんだけど、とりあえず空き部屋に押し込んだから見てほしいなぁって」

「?」

荷物?え、昨日リストアップしただけで注文は結局してなかったんだけど…。

首をかしげると、伸洋さんはえ?という顔をする。

「ここちゃんじゃないの?」

「コクコク」

「すみませんっ俺が注文しました!」

まさかの奏多さんでした。