美夏「引かないで聞いてくれる?」
愛「………うん。」
美夏「陵達はね、地元の族に入ってて、仲間意識が強いんだ。だから、まだ知り合ったばかりの人には、少しきつい態度を取っちゃうの。」
友梨「うちらは、中学の時いろいろあって人をあまり信用出来ないの。」
美夏「中1の時、うちに初めて彼氏が出来たの。嬉しかった。
でも、そいつはうちの体目当てだった。
元々、中学で目立ってたうちは、結構有名だった。
だから、嘘の噂もいっぱいあったし。」
愛「噂って?」
美夏「くだらない噂だよ。男たらしとか、他校のやつとやりまくってるとか。」
愛「嘘………。」
美夏「んで、その彼氏がねうちの事を話してるのを陵がたまたま聞いちゃって………。
陵は大暴れ、窓は割るし、ドアは壊すし、相手は大怪我で病院行き。
公立だったし、退学とかは無かったんだけど。
やっぱり、この事があってから最悪だった。」
友梨「先生には目付けられたし、今まで陵とつるんでた奴等は離れていった。
周りの奴等が離れて行っても、離れて行かなかったのが、輝と雄大だけだった。」
ありえない………。

