恋彼〜NAMIDA〜





愛「おはよ。」


外に出ると、冬樹の車がすぐ見えた。


冬樹「おはよー。」


冬樹がいつも通り助手席のドアを開けてくれた。


冬樹「出発ー♪」


冬樹がこっちを見て、笑いかけてくれた。


この笑顔も嘘だったのかな?

冬樹「今日って何かの記念日だっけー?」


は?


愛「え、何で?」


冬樹「え……、何かいつもと違うから。」


愛「何が?」


冬樹「何か……服がいつもと違う……。」


愛「そ?」


冬樹「んー。」


愛「別に、何も無いよ。」

冬樹「そ?」


あたしは頷いて窓の景色を見た。