恋彼〜NAMIDA〜




愛「……あたしと居ても良い事無いよ。」


冬樹「何で?」


愛「……あたし子供だし。

冬樹に出来る事何も無いし。


あたし、愛情ってやつを知らないの。


親に愛された事無いから。

だから、冬樹の事ど-思ってるか分かんないし。


でも、あたし冬樹と一緒にいたいし……。」


冬樹「……それだよ。

それが愛だよ。

愛は俺の事好きなんだよ。」


愛「そ-なのかな?」


そ-だといいな。


冬樹「そ-だよ。


俺と付き合って下さい。」


愛「……うん。」


あたしの頬に一粒の涙が落ちた。


あたしは、誰かに愛されたかったのかな?


でも、この時一瞬だけ思った。


あたしが今もし冬樹を振ったら一人ぼっちだって。


一人にはなりたくないって思った。