恋彼〜NAMIDA〜





雅司「…………愛!!」


お兄ちゃんはあたしを追いかけてきた。




愛「…………何?」


雅司「…………ごめん。」

愛「何で、謝ってるの?


良かったね。


結婚おめでと。


あっちで早く医者になんなよ。


早く、あいつの後継いであげなよ。


あいつには、お兄ちゃん達が必要なんだからさ。
おやすみ。」




バタン。




あたしは、ドアを閉めた。



愛「…………っ…………うっ…………おに…お兄ちゃ……ん―――…」



あたしはその日声を押し殺して泣いた。