恋彼〜NAMIDA〜





あたしは、リビングに居るだろう人達に、気づかれないよ-に自分の部屋に行こ-とした。


「………愛。」



ビクっ。



愛「……お兄ちゃん。」


お兄ちゃんだった。
叔父だったら、どうしようかと思った。



愛「ただいま。あたし寝るね?居るんでしょ?」


あたしはリビングを指差した。



雅司「……愛、ちょっと来てくれないか?」


え?


雅司「すぐ、終わるから。ちょっと、来てくれないか?」


お兄ちゃんはあたしの腕を掴んで、リビングに連れて行った。



愛「……お兄ちゃん……?」


あたしは何が何だか分からなかった。



お兄ちゃんはあたしが、家族全員が嫌いな事知ってるのに。