恋彼〜NAMIDA〜




ガチャ。


ドアが開いた。


愛「あっ。」


「あら?2人で食事?ずいぶん、仲が良いのね。」


やばいっ。
あたしは、席を立ってキッチンでお皿を洗い始めた。


雅司「母さん、おはよ。」

母「雅司、おはよ。ちょっとあなた、雅司に変な事言ってないでしょうね?
雅司に近寄らないでちょうだい?
馬鹿が移るわ。」


またか。


雅司「ちょっと、母さん。一緒に食事してただけだよ。」


母「本当に?何も言われてない?」


はぁ。
うざい。


相変わらず、母親はお兄ちゃんを溺愛してる。


母「雅司?何かあったら言いなさいよ?」


雅司「分かってるよ。」


母「ちょっと、早くどっか行きなさいよ。目障り。」

うっさいなぁ。


愛「うっせさいなぁ。言われなくても出ていくよ。
いつも家にいね-くせに、ぐたぐた言ってんじゃね-よ。」



バタン!!



あたしは思いっきりドアを閉めた。