恋彼〜NAMIDA〜




陵は駐輪場にバイクを止めると、無言でバイクから降りてマンションに入っていった。


陵…………。


愛「陵っ!!」


オートロック式のドアを開けて、入っていく陵の背中に叫んだ。


陵「ごめん、愛。しばらく頭冷やさせて。」

陵はそ-言って、マンションに入っていった。

愛「陵っ。」


あたしは、その場に座りこんでしまった。


ど-して、さっき彼の事を離さなかったんだろ?


確かに、男の人の力には叶わなかったかもしれないけど、抵抗は出来たはず。


あたし、最悪だ………。


陵を傷つけた……。


大好きな人を………。




「ど-した?」



誰?