恋彼〜NAMIDA〜





陵が抱き締めていた腕を離した。






陵「そだ。目、つぶれ。」

ん?


陵「早くしろ。」


愛「あ、うん。」


疑問に思いながらも目を閉じた。



陵「いいぞ。」


目を開けた。



目を開けるとさっきと変わらない風景だった。




陵「こーこ。」


陵があたしの首を指差した。



首を見ると、小さなリングが2つかかったネックレスだった。


愛「ありがとっ。」


陵「スッゲー笑顔だな。」


愛「当たり前じゃんっ。陵からもらったんだもん。」

陵「無くしたら、知らねーから。」


陵からもらったんだもん。

無くすわけないじゃん。


愛「絶対、無くしませーん。」

陵「はいはい。」




夜になるまで、ずっと手を繋いで海を眺めていた。