恋彼〜NAMIDA〜





秀が教室から出ていくと、らいとと2人になった。


だけど、らいとはすでに女子に囲まれていた。



「神山君〜。アド教えて―?」



らいと「今度ね?」



「神山君〜。今日、一緒に帰ろう―?」



らいと「ごめんね。今日は友達と帰るんだ。」



……めんどくさそ。



嫌な顔1つせず、女子の質問に答えているらいとを見ていると、声をかけられた。



「本城。」



「?」



振り向くと、朝話しかけてくれた……、嶋田険?だった。



陵「何?」



険「アド、交換しね?」



陵「は?」



険「だから、アド。」



陵「あ、あぁ。」



俺は焦って携帯を出した。
焦ってたからか、携帯がポケットから落ちてしまった。



険「はは。本城って意外とどじ?」



陵「……ぅるせえ。」



険「冗談だよ。なんかお前とは良い友達になれる気―する。」



陵「……どうも。」



何て言ったら良いか分かんなくて、礼を言った。


その後アドを交換して、嶋田険は帰っていった。



ガラ。

秀が丁度帰ってきた。