恋彼〜NAMIDA〜





その後、教室はまたクラスの人達の話し声でうるさくなり始めた。



友梨「京、まじ怖。」



京「怖くね-し。美夏の声のが怖かったし。」



美夏「え―?うち―?うち、まじ超優しい声だったし。」



京「それはねえだろ。」



友梨「無いね。」



愛「あ、ねえ。体育祭委員っていつ決まったの?」



友梨「あれは、担任が決めたんだと思うよ?ね?」



美夏「うん。担任が色んな事考えて、決めるの。」



京「でも、体育祭委員とかめんどくね-か?」



友梨「なんとかなるっしょ?」



愛「陵と秀、体育祭委員だったりして?」



京「あぁ、どうだろ?無いと思うよ。」



愛「何で?」



美夏「だって、陵と秀は生徒会メンバーだから。」



愛「そうなの?」



陵と秀が生徒会……。



美夏「うちら、バンド組んでんじゃん?」



美夏は声を小さくしながら言った。



美夏「学園長はその事を知ってるから、色々考えてくれてんだよ。」



愛「例えば?」



友梨「バンドが復活してから忙しくなるでしょ?で、学校休んでも良いから、その代わり、高2からは必ず生徒会メンバーに入れって言われてんの。」




愛「て事は、皆も?」



美夏「そ。高2から入るよ。」



愛「そうなんだ。皆大変だね。」



京「お前何他人事みたいに言ってんの?」



は?



友梨「バンドメンバーなんだから、愛もだよ?」



愛「まじ?」



友梨「まじ。」



美夏「ま、とりあえず。3人は体育祭委員頑張れ。」


丁度チャイムが鳴って、席に戻った。