――――――――… 俺と梓が出会ったのは3、4歳のガキの頃だった。 はじめの印象はただ暗いやつだった。 話しかけても無表情で話すし、もちろん笑った顔なんて見た事が無かった。 でも、俺はただ梓の笑う顔が見たかった。 だから、毎日話しかけた。 だからか、梓もだんだん心開いて笑って話してくれるよーになった。 それから、秀、勝、京、友梨が施設に来た。 小学校に入学して、梓とは違う学校になったけどそれなりに楽しかった。 それから美夏に会った。 中1になってから人生が変わり始めた。