勝以外みんな出ていった。


陵「行かなくていいのかよ?」


勝「なぁ、辞める理由は?」


陵「………。」


勝「まさか、また俺達に迷惑かけるからとかじゃないよな?」


陵「………ちげ-よ。」


勝「正直に言えよ。」


陵「リハビリとかしてたら、ど-せテストとか受けらんなくて、留年だし、辞めんのにいい機会だと思ったんだよ。」



勝「嘘言えよ。」


陵「嘘じゃね-よ。」


勝「ここからは、俺の独り言だから。


陵はこんな事があって、入院してる。

でも、復活して学校に行ったら、東高のやつが来るかもしれない。

東高のやつらがサツに捕まったのは、お前のせいだ-って。

その時に、また怪我人が出るのが嫌なんだろ?

だから、学校辞めて1人で居た方が俺らが安全だって思ったんだろ?


でもな、誰もそんな事迷惑だなんて思ってね-よ。

何で、お前は俺達の事頼んないんだよ。

秀は、お前が何の相談も無しに、学校辞めよ-としてんのに切れてんだよ。

よく考えろよ。

俺達がど-思ってんのか。」



陵「………。」


勝「以上、俺の独り言でした。じゃ-な。」




勝は言いたいこと勝手に言って、帰っていった。