芯side

俺たちが学校に着くと、注目の的だった。
そりゃそうか、俺たち二人が手を繋いでるんだし。

ふっ♪男たち絶句してるし。


教室の前についても、俺は手を離さなかった。
凛は、俺のものってアピールしたかったから。

俺って、ガキだな♪

そうしたら、凛はやっぱり困ったようで、

「あのー、芯君。手、離して貰わないと入れないんだけど・・・。」

と、小さく訴えてきた。

可愛い♪


この時、俺は少し凛をいじめたくなった。
Sの血が騒いだかな??

「じゃあ、キスして♪」
俺の物って、アピールする1番良い方法だろ?これが★
案の定、凛は真っ赤になって

「え!?無理無理、ダメ。」
拒否ってきたけど。
・・・可愛い。

俺は、わかっていたけど、理由を聞いた。
凛の口から聞きたいし♪

「なんで?」
「なんでって・・・、みんな見てるし、恥ずかしいし・・・。」

分かり切った答えだったけど、恥ずかしがりながら真っ赤になって言う凛が可愛くてしかたがなかった。


「ふーん、じゃあいいや。」

おれの、この言葉を聞いてホッとする凛。

凛ちゃん、まだホッとするのは早いよ♪?


ちゅっ♪

俺は、不意打ちの軽いキスをした。
ホントは、もうそろそろ長ーいのをしたいんだけどさ。

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真っ赤になる凛。

「きゃー!!!!!!!!!!」
悲鳴をあげる、女たち。

「のォー!!!」
泣き叫ぶ男たち。


ふっ♪これで、変な虫も寄ってこないだろう。

俺は、澄ました顔して教室に戻っていった。


・・・少し、いじめすぎたかな??