「ねえねえ、りんりんは委員会決めた?」
「あっ!!決めてない。」
・・・そういえば、朝、先生に決めるように言われてたっけ・・。

「マジ!?やった★生徒会に興味ない?」
「・・・生徒会?」
「うん、俺生徒会役員なんだけど2年生、俺と、芯しかいないんだよね。りんりん、入らない?」

・・・生徒会かぁー。うーん・・・。

「どうしようかなぁー・・・。」
「何々?考えてくれてるの?ってか、考えるんだぁー。普通の女の子とかは絶対すぐにやるって返事するのに。」

波留くんは、珍しそうにあたしを見た。

すぐにって・・・
「なんで、すぐ返事できるの?生徒会って大変なんでしょ?」
「うん!放課後、毎日あるしね。」
「じゃあ、なんで?」
あたしは、本当にわからなかった。

「りんりんって、本当にいいや♪生徒会には、芯が生徒会長としているの★だーかーらー、芯といられるって事でみんなすぐに返事するの。」
「ふーん。」
あたしは、答えを聞いて納得した。

「でもさ、それだったら入りたい女の子がいっぱいいるんじゃないの?」
「うん、でも俺が認めた奴しかダメだから♪芯を目当てに入ってくる子は仕事の邪魔しかしないからね。その点、りんりんは芯とか全然眼中にないじゃん♪」

「そっかー・・・。」
確かに、桜塚さんとかは仕事しそうにないけど・・・。ずっと、一人でしゃべり続けてそう・・(^-^;)

「どう?入ってくれない?」
「うーん・・・。あ!!ねえ、毎日してるって事は今日も?」
「まあね。」
「じゃあ、見に行ってから決める!これじゃあ、ダメ?」
「いいよ。んじゃあ、案内するわ。」
「お願いします。」