「凛ちゃん!バイバイ★」
「光ちゃーん、また明日ね♪」

光ちゃんは、大きなリムジンに乗って帰って行った・・・。もちろん運転手付きのね。
他のみんなも、たいてい車での送り迎え。

「はぁー・・・、やっぱりみんなお金持ちなんだね・・・。やることが違うよ。」
あたしがため息をついていると・・・

「りんりん!!!!!!!」
あたしは、大声で波留くんによばれた。
「あ、波留くん。どうしたの?」
「いや、りんりんとお話ししたいなーって思って♪」
「あたしと?」
「うん!ダメ?」
「ううん、ダメなわけないじゃん!いいよ。」
「やったー!!」

大喜びする、波留くん。
・・・波留くんって、顔は格好いいけど行動はすっごく可愛いよね★

「んじゃあ、教室行こうぜ!下手な喫茶店行くより、豪華だし。」
「そうだね。」

あたしたちは、教室に戻った。