ピュアな瞳

芯side

俺は、元の気持ちが痛いほどわかった。


…こいつ、寂しいんだ。

「元は、寂しいんだよ。あいつ、誕生日にわざわざ遊べって言ってきただろ?たぶん、いつも1人なんだよ。」


「えっ…?」


「だーかーら、誕生日プレゼントだけが届く誕生日なんだよ。それが、嫌だから誘ったんだよ。誰かと過ごしたかったんだよ。たぶん。」


俺は、言いながら昔の自分を思い出していた。


プレゼントの中にちょこんと、座っていた自分を…。

まぁ、俺の場合は後からお袋が来たけどな…。