詩「もーすぐでSHR始まるから教室行こ」

そう言われて時間を見ると随分長居していたらしくSHRが始まるまで残り10分しかなかった。

遼「そうだな。」

空「また来るね〜。じゃねー」

悠「萊夜さんありがとうございました。」

玲「どうも」

萊「ああ、いつでも来ていいからな!」

理事長がそんなこと言ったらダメなんじゃないのかな?

まぁ、いっか!

それよりみんなに名前教えなきゃ!

空「ねぇねぇ、これからは空夢じゃなくて夢斗って呼んでね」

『わかった』

「お前ら夢斗たちか?」

声がした後ろの方を向くとこうちゃんがいた。

空「こうちゃーん!」

ギュッ

こうちゃんに抱き着くのは絶対にやるの!

こうしてると落ち着いてくるんだよね〜

紘「あと5分でSHRが始まるから急げよ」

『はーい』

もう5分も経ってたんだ!

ガラッ

教室に着くと案の定他の人たちは全員座っていた。

『キャーーー!夢斗様〜!!』

うるさっ

けど、王子様キャラがみんなに定着しているから無視できないんだよな〜

空「おはよう(ニコッ)」

笑って言ったらさっきまでうるさかったのが嘘のように静かになった。

原因は鼻血流したり、気絶しているからなんだけどね。

なんで気絶しているからは分からないけど静かになったからいいや。