遼「あむ!?
おい、電話しろ!」

玲「した」

銃声を聞きつけたらしく、みんなが駆けつけてきた

海「姉ちゃん!?
目覚ましてよ!置いていかないで!」

朔「僕らが信じないんでどうするんだよ。
あむは必ず助かるから」

少しして、救急車がやってきてあむを運んでいった

俺らは救急車を追ってバイクで病院の近くまで行った

病院までバイクで行かなかったのは、りょうがダメだと言ったからだ

手術室の前に着くと、手術が始まっていたらしく赤いランプがついていた

萊「神代」

怜「すみませんでした!
俺のせいであむが撃たれてしまい」

萊「馬鹿じゃないのか?」

怒られて当然だと思っていたら、萊夜さんが次に言った言葉を聞いて驚いた

萊「あむはお前を命かけて守ったんだぞ?
それなのにお前が謝れば、あむが守ったのはなんなんだよ!」

怜「え?」

萊「謝るんじゃなくて、あむが目を覚ましたらお礼を言え」

怜「はい」

そうだな

悔やんでいても何も変わらない

俺が信じなくてどうすんだよ

目を覚ましたら、ちゃんとお礼を言ってやる

だから、また笑ってくれよ

あむ

怜sideend